最新作「女子寮の麗しき隷嬢」の紹介をかねて
最近のアニメの美少女の活躍をみるにつけ、現実の女性が次第に魅力を失っていくようなきがしてなりません。最近テレビで綾瀬はるかが「干物おんな」を演ずるという話を聞いて暗澹たる思いがします。現実の女性が美を失っていくのならまだしも、女優がそういう役を演じては救いようがありません。
三浦展氏の一連の格差社会の著作を読み、若い女性が未来に失望し、美しくあることを放棄しているということはわからなくもないのですが、この現世に美や官能がなく、醜い現実があるだけというのは悲しい話だと思います。
特にオタクと言われ、社会の既得権を有しているオジサンたちの犠牲になっている人々にとって、唯一の救いは妄想の世界において官能を味わえるということぐらいでしょう。以前であれば、アグネス・ラムなどの生身の美しい女性が若いオタクたちの官能をかき立ててくれましたが、現代ではそういうアイドルもなく、オタクたちは二次元の世界に美を見いだすしかなくなっています。
紅屋妙人はマンガやCGが描けません。しかし、言葉で現実にはない官能を表現し、厳しい現実の中に生きているオタクな人々に夢を提供していきたいと考えています。
今回提供する作品は、名門校の女子寮と学園の用務員の物語です。用務員というのは、現実の世界で悲惨な思いをしている人々を象徴するものとして表現しています。社会的地位もなく、学生にも馬鹿にされる孤独な存在をこれで表現したいと考えました。
これに対峙するのが女子寮です。日本の場合、戦前の吉屋信子がプラトニックでレスビスティッシュな女学校の寮の官能の世界を表現しました。この小説に高畠華宵の挿絵が加わり、女学校の寮の令嬢というのが、庶民に手の届かない美の世界を表現する者になりました。この伝統は最近の「マリア様がみている」にも脈々と生きています。
この伝統の上にのり、用務員の柘植 鎮が妄想するしかなかった女子寮の令嬢たちのとエロチックな関係をSMを通じて実現していくのが今回の作品です。手の届くはずもない令嬢たちを拘束し、陵辱し、調教するなかで、令嬢たちを用務員の鎮が隷属させることに成功するのですが、結局は自らも令嬢たちの被虐の美の虜にされていく物語です。孤独な魂をいやすのは美と官能しかないということを小説で表現したいと思いました。そして、それを表現するのは言葉によるコミュニケーションではなく、むしろ、緊縛と肉体の結びつきであると思います。
是非、このブログの読者の皆様もこの紅屋妙人の夢の世界を堪能してください。
また、これまで、紅屋妙人がでじたる書房で発表してきた作品は次の通りです。上気のタイトルをクリックすると、まず「でじたる書房」の紅屋妙人の該当作品の紹介ページに飛びます。(18禁です。アダルトチェックがあります。) そこで、作品のさわりの部分を「抜粋」として無料でお読みいただけます。紅屋妙人の作品が気に入っていただけましたら、でじたる書房にて全文をお買い求めください。お買い求めいただければ、ダウンロードにより全文をお読みいただけます。


最近のコメント